真夏 Ⅰ



2012年8月4日(土)

もう8月に入って、4日目になる。
はやいはやい。
時間はあっという間に過ぎていく。

毎日この暑さに文句を言う。
いくら言っても仕方ないのに、「あつい~」と唸る。
しかし、この暑さも彼岸まで。
あと2週間もしたら、いくら暑くても
どこからか秋の風が忍び寄るだろう。

毎年秋になって思うこと。
「もっと真夏を満喫しておけばよかった。」

梅雨に入るころから、待ち遠しかった夏。
いや、もっと長く、秋から冬、春にかけてずーっと楽しみにしていた夏は、
今なのだ。

その夏が駆け足で過ぎていく。

そのほとんどを「暑い暑い」と文句を言って過ごすのは、
なんてもったいないのだろう。
もう来年まで、この暑さはやってこない。
今日、この今しか、真夏の日差しやエネルギーを享受することはできないのだ。

未明の東の空は赤く染まる。


緑はこの炎天のもと、ひたすら葉を伸ばし、その輝きを増している。

私のまわりは美しさに満ちている。
今日も思い切って、出かけてみよう。
真夏を感じるために。




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