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2021年 明けましておめでとうございます。



2021年1月5日(火)


新年あけましておめでとうございます。
皆さまどのようなお正月をお過ごしになりましたでしょうか。

harukiiは今年5月で開業9年となります。
時間のたつのは本当に早いですね。

開業当時はとりあえず10年を目標にしておりましたが、
本当にあっという間の10年で、
思えば当時思い描いていたharukiiと現在は全く違っております。

特にこの5年、いえ2年ほど世の中の出来事が多すぎて
目も頭の中もぐるぐるしております。

それでも何とか続けてこられましたのは、
製品を買ってくださるお客様、製品を作ってくださる工場様のおかげです。
改めまして皆さまに心よりお礼申し上げます。

***************

今年の目標は。。。
これまで何年かそのような課題を挙げておりましたが、
いま一年単位で何かを考えるのが難しい気がしております。

半年だって長すぎる。
一か月ならどうだろう。

今の気分にしっくりくるのは、
『今週の目標は』というところでしょうか。
一週間ならなんとか一貫した目標を持って動けそうです。

ということで、今週の目標です。

『気落ちさせない』

Ha ha ha!
なんとこじんまりした地味な目標でしょう。

でも、これくらいでいいと思っています。
『しない』のではなく『させない』。
自分の外に自分を置いて、自分を応援し続けていきたいと思います。

皆さまは何か目標を立てられましたか?
その目標を達成するために、一緒に頑張りましょう!

***************

こんなharukiiではございますが、
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

harukii

一周年を迎えました。



2013年5月18日(土)

本日、株式会社はる希は、一周年を迎えました。
皆様から頂いた養分を使い続けた一年でした。

いろいろなことがありました。

ウェブサイトをたちあげました。
ブログを始めました。
ニューヨークの展示会に参加しました。
国内の大きな展示会に2度も参加しました。
表参道のギャラリーで、単独の展示会を催しました。

大きな卸先様が見つかりました。
そして、
多くのお客様に、harukiiのストールを購入して頂きました。

すばらしい幸運が続いた一年でした。
そして、冒頭でも申したように、
多くの協力して下さる皆様から頂いた養分を少しずつ、
そして時にたっぷりと使わせて頂きました。
また、商品をご購入下さったお客様からは、
新たな養分を溢れるほど頂きました。

今日から二年目に入ります。
「気持ちを新たにして」というのはよく言われる言い回しですが、
やはり私も、気持ちを新たにしたいと、強く思います。

皆様。
まだまだ未熟なはる希、そしてharukiiですが、
これからも、何卒宜しくご指導、ご鞭撻くださいますよう、
お願い申し上げます。

株式会社はる希
代表取締役
髙橋裕子



ギフト・ショーにご来場いただきました皆様へ



2013年2月9日(土)

昨日までビッグ・サイトにて三日間開催されました
『ギフト・ショー』にご来場いただきました皆様。
harukiiのブースにお立ち寄り下さいまして、誠に有難うございました。

harukiiにとっては、二度目の出展。
そして、二度目のシーズンになります。
今回は初回よりもよりはっきりと、
harukiiの特徴が表現できた展示となりました。

harukiiの変らぬ特徴は、
その肌触りの柔らかさ、軽さです。
男性、そして女性にも身に付けて頂ける柄、色、サイズを選び、
製品にしております。

その中でも、今回特にharukiiらしいと評判を頂いたのが、
その色使いでした。
harukii色、というものを意識してデザインをしているわけではありませんが、
「ちょっと他では見られない色の配色、組み合わせだ」というお声を
少なからず頂きました。

改めて製品を見てみますと、そのようなものが前回より少し前面に
出ている気が致しました。

色はとても重要だと考えています。
ストールやショールは顔周りを彩るものですから、
その方のお顔に映えなければなりません。
皆さんそれぞれに違う顔色をお持ちですから、
すべての方に合う色、というのはないわけですが、
モンゴル系の人種に合うような色を心がけるて選んでおります。
また同時に、お顔が少し華やかで、かつ品よく見えるように
多少の遊び心とシックさも入れるようにしています。
それが、今回の「harukiiらしい色」というご評価につながったのだと思います。

バイヤーとして訪れて頂いた方、
個人的に興味があって入られた方、
どちら様もharukiiにとっては大切なお客様です。
これから商品のサンプルを持って、ご商談、
または展示即売会でお会いすることになると思いますが、
その節は、何卒宜しくお願い申し上げます。

お忙しいお時間を割き、ご来場いただきまして、
誠に有難うございました。
心より、お礼申し上げます。


株式会社はる希
代表取締役 高橋裕子






秋が来た。



2013年2月4日(火)

ビッグサイトのharukiiのブースの準備をしてきた。

まだ何もないブースの状態。
ライトと、幅木が付けてある。
そこに、フックをとり付けに、職人さんがやってきた。

なかなか力のいる作業。
等間隔にきっちり測って、フックを幅木に差し込んでいく。

次にいらしたのが、ロゴを貼る職人さん。
とりあえずの場所に、貼ってみる。

そうこうしているうちに、電気の職人さんがいらした。
照明の位置を少しずらして頂く。

ロゴの位置は、少し下にさげてもらった。
電気屋さん、高い脚立の上に立っての作業。
気を付けて!

あ、あっというまにシートが剥がされた。
ロゴの出現。

貼られたばかりの、harukiiのロゴ。
見るたびに惚れ惚れする。
好きだなぁ、このロゴ。
今回は、前回よりすこし濃い色、かな。

これから三日間お客様にお見せするのは、
今年の秋から冬にかけて売られる商品。
だから、商品をかけると、
ブース内に秋が来た。

今回もとても有難いことに、
自信作が並んだ。
どれも肌触りよく、ふんわり暖かい。


明日は東京も大雪になるという。

一月の積雪よりも多いそうだ。
都心から離れたこの展示会場に来られるお客様は
とても少ないだろう。
寒くて凍てつく雪の中をわざわざ来て下さるお客様には、
harukiiの商品を身に纏って、ゆっくり温まって頂こう。


明日ご来場予定の皆様。
どうぞお足もとをご注意なさって、
気を付けておいで下さい。







ギフト・ショーの準備



2013年2月4日(月)

ギフト・ショーが明後日に迫ってきた。
今回は二度目の出展なので、
準備はかなり楽になっている。

一昨日、新作のサンプルが2つ届いた。
シルクカシミヤの生地に、ランダムに引いたストライプをプリントしたもの。
それから、変りヘリンボンの生地に、色をぼかしてプリントしたもの。
どちらも、今回は山形の捺染工場にお願いして、
色を付けて頂いた。

予告編ではないが、ちらりと写真をご紹介。

【ランダムストライプ・シルクカシミヤストール】
昨年の秋に販売開始した、【ぼかし染シルクカシミヤストール】と同じ生地に、
今回はストライプをプリントした。
かなり薄いガーゼ地だが、本当に暖かい。
三色の、自由に走る線を載せて、リズム感を出した。

配色は、4種類。
どれも、かなり粋な雰囲気になった。

【変りヘリンボン・ぼかし染変りヘリンボンストール】
先月から販売を開始した【変りヘリンボンストール】の素材を一部変えて、
暖かさを加え、
その上にぼかし染めのプリントを載せた。
一枚のストールの上に、三色が溶け合う。
配色は、3種類。
どこか和の雰囲気の漂うストールになった。

明日、三つ目のサンプルが届く。
ジャカードで大きなペイズリーを織った。
素材はシルクのたて糸に、シルクカシミヤのよこ糸。
とても楽しみにしている。
前日ギリギリまで気を持たせるペイズリー。
どんな風に仕上がってくるのか、
怖くて楽しみだ。

harukiiを紹介するポストカードも刷り上がった。


お客様をお迎えする準備が、整いつつある。
明日はいよいよ、会場へ搬入だ。



【お知らせ】表参道で展示会を開きます。



2013年1月28日(月)

大寒が過ぎても、なお大雪の知らせを聞く毎日ですが、
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

さて、昨日のブログで経緯をお話ししました通り、
来月、東京の表参道で、harukiiの展示会を開きます。

◆日程
2月21日(木)~23日(土)

◆場所
ギャルリー ワッツ
東京都港区南青山5-4-44 ラポール南青山103号
(赤レンガのマンション1F 一番奥左側)
TEL: 03-3499-2662
http://www.wa2.jp/



◆時間
21日(木) 11:00~20:00
22日(金) 11:00~20:00
23日(土) 11:00~19:00
(ギャラリーの通常の時間と異なっておりますので、ご注意下さい。)


春物の販売会、そして秋冬新作の予約受注会を兼ねております。
ごくこじんまりとした展示会ですが、表参道のショッピングの合間、
お茶やお食事の後に、ふらりとお立ち寄り頂けましたら幸いです。

皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げております。


株式会社はる希
代表取締役 高橋裕子



【お知らせ】ギフト・ショーに出展します。



2013年1月24日(木)

厳しい寒さが続く毎日ですが、花屋の店先に並ぶ色とりどりの草花に、
春の到来を近く感じる季節となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
いつもこのブログをお読みいただき、誠に有難うございます。

さて、harukiiは、来月東京のビッグサイトで行われる展示会に出展いたします。



第75回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2013
会期:      2013年2月6日(水) ~ 8日(金)
時間:      10:00 ~ 18:00 (最終日のみ17:00まで)
会場:      東京ビッグサイト アクセスはこちら >>>
ブース番号:      西棟1F 1136 (J おしゃれ雑貨&レザーグッズフェア内)


harukii にとっては、二度目の出展です。
今年の秋から冬にかけてお使い頂ける、温かみのあるストールをご紹介致します。

生産は前回に引き続き山梨県南都留郡で作りました。
また、今回は山形県にて柄のプリントを施した商品がございます。
いずれの産地でも、人の手作業を多く必要とする
丁寧な物づくりをしていただいております。

出展品
・プリント・シルクカシミヤストール
・シルク・ウールぼかし染プリントストール
・シルク・ウール・カシミヤ大柄ペイズリー・ジャカード織ストール
・シルク小柄ペイズリー・ジャカード織ストール
・その他、2013春夏商品


昨年夏は全国で酷暑に見舞われました。
そして。今年の夏はそれ以上に暑くなるという噂も聞きます。
夏の暑さが一段落したころ、
すーっと秋風が吹くころ、
こんなストールを羽織って、
疲れた肌を労わっていただきたい。
そんなイメージで作りました。

このブログを読んで下さるバイヤーの皆様、小売店の皆様。
もしお時間がありましたら、ギフト・ショーの harukii ブースに
お立ち寄りくださいませ。

※入場には、事前登録が必要となります。
こちらでご登録ください。>>>


皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。


株式会社はる希
代表取締役 高橋裕子


下げ札、そして初荷



2012年10月21日(日)

少しずつ、商品の発売開始の準備が進んでいる。
本当に、一歩一歩、少しずつ。
でも着実に。

先日からデザイナーさん、メーカーさんと打ち合わせしてきた下げ札が
昨日出来あがってきた。

最初にデザイナーさんと打ち合わせをしたのが、9月20日。
あぁ、そうすると、ちょうど一か月で出来上がってきたことになる。

わぁ、すごい。
これは、かなり超特急なのではないか。
普通のスケジュールを組んでいたのでは、
こうは早く出来あがらなかったと思う。
関わった方々の素晴らしい集中力で、
すべて納期に間に合って出来上がってきた。

納期、とういのは、harukii第一号の卸先様への納品期日だ。
それが、当初より少し早まって、10月22日の午前中に、倉庫必着。
それは、絶対にずらせない。
だから、デザイナーさん、メーカーさんにかなり無理を言って
作業を早めて頂いた。

普通ならデザインが決まった後、
メーカーさんに現物と同じサンプルを作って下さる。
それをこちらでチェックしてから、修正があれば加え、
その後本発注となる。

しかし、今回はなんせ時間がない。
だから、サンプル作製を素っ飛ばして、いきなり本発注した。
デザインの最終判断は、デザイナーさんの、
そしてメーカーご担当者さんの経験と勘に任せた。
一か八かである。

昨日手元に届いた箱をドキドキしながら開けた。
思った通り、いやそれ以上に良い。


これが、ブランドの下げ札。
実は、かなり大きい。
名刺を二枚並べたぐらいの大きさ。

そして、ここがこだわったところ。
その一。
ピカピカしないタイプの銀色の箔押し。
上品な光り方をする。
光の当たり方によっては、少し金色にも見える。
ブランドに一つの色を固定したくないという気持ちから、
下げ札も白い色にした。
ロゴの色も、グレーが基本。
ただ、下げ札には、シルバーを使いたかった。
白い中にも、少しだけ光る文字。
それが、きっと私のブランドに対する期待なのだろう。

銀箔は、こんな薄い紙に押してもらった。
最初、メーカーのご担当者さんは、紙が薄すぎて、
箔押しに紙が耐えられないかもしれない、と仰った。
もう少し厚めの紙を選んだ方が安全だと。

でも、どうしてもこの紙にしたい理由があった。
それが、こだわりの二つ目。

harukiiの商品は柔らかさ、軽さを重んじているため、
生地が薄い。
その生地に札をいくつか下げるのだが、
なるべく生地にダメージを与えない方法や材質を選ばなければならない。
だから、紙はなるべく薄くする必要がある。

このブランドロゴの入っている札の他に、
これも下げる。

これには、ブランドのコンセプトなどが印刷してある。
多くの情報を盛り込み、かつ文字を読みやすくしたい。

その二つを考慮したら、この大きさ。
そして、2枚、4ページになった。

 まず最初のページには、harukiiのブランドコンセプト。

 内側には、ご家庭での洗濯方法が記してある。

最終ページには、品番や素材などの情報と、
原材料の産地、各工程の加工地が記されている。


そのほかに、『デメリット札』と呼ばれる、
お取扱いのご注意の札。
これは、小さめ。

更に、それらを一まとめにして下げる紐も、こだわった。
メーカーさんのサンプルの中から、一番軽くて、柔らかいものを選んだ。
それが、この糸ロックス。
素材は、和紙の糸でできている。
丈夫で細く、軽い。そしてしなやか。
生地にダメージを与える可能性が極めて少ない。
そして、なにしろ品が良い。
こんなに細く、小さい部品なのに、
他のロックスではどうしてもしっくりこなかった。


これだけのものを、薄いストールに付けなければならない。
だから、できるだけ各材料を軽くしたかった。
紙の薄さにこだわった理由は、そこにあった。


そして、最初に戻るが、
メーカーさんのご担当者さんの熱意、工場の職人さんの技術で、
この薄くて軽い紙に、美しく箔が押されて、出来上がってきたのだ。



さあ、これが、すべてのラインナップ。
harukiiの顔。

自己満足と分かっているが、
かなり感動している。


ブランドコンセプトのカードは、二つに折りたたんであるため、
自立する。
他の2枚も、これに立て掛けてみる。

おお、倒れない。
なんと頼りがいのある、ブランドコンセプトカード。
そうだ。
ブランドコンセプトは、しっかり立たなければならない。
すべての基礎なのだから。
こんなに薄い紙だけれども、しっかりと立っている。
そして、ロゴや取扱説明書を支えている。
頼もしい奴。ブランドコンセプトカード。

すべての重さを量ってみたら、3.5gだった。
これを軽いとするか、重いとするか。

今回出荷する2種類のストールのうち、サイズの小さいものは一枚50gである。
50gは、10円玉が11枚ぐらい。
首に巻いてしまえば、その重さは全く感じない。

対して札類の3.5gは、5円玉が1枚弱。
うーん、だとすると、やはり少し重いか。

今は、これが精いっぱいの軽さ。
もちろん、ブランドイメージや情報量も重視した結果、
この大きさ、紙質、量になった。

**********

商品をお買い上げの皆様にお願い。

商品を受け取られましたら、まず、札類を切り取る前に、
①商品に間違いがないか
②商品に傷がないか
をご確認下さい。
商品に問題がなければ、すみやかに札類の紐(糸ロックス)をお切りください。
そして、ゆっくりと商品の柔らかさ、温かさを
首に巻いてお楽しみください。

※商品の検品には万全を期しておりますが、
 万が一、商品が間違っていたり、傷の見落としたあった場合は、
 大変恐れ入りますが、札類は切らずに、付けたままにしておいて下さい。
 そして、購入したお店にその旨お伝えいただき、
 お店からの指示に従ってご返送下さい。
 ご協力、ご理解のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。

**********

商品は、来週の水曜日から、卸先様のインターネットショップで販売が開始する。
今日は、この札たちを商品に付けて、
丁寧に梱包し、
卸先様の倉庫に出荷する。

商品の船出だ。
『初荷』というのとは意味が違うが、
初荷と同じように、のぼりや旗を付けて出荷したい気分だ。
やっとここまで来た、というじんわりした感動。
上の文章を読み返してみて、改めて本当に感動してきた。

harukiiのウェブサイトで商品が販売できるようになるまで、
あと一息。
このできたばかりの札たちを額に入れて、
毎日眺めながら、頑張ろう!


2012年10月21日15:30 ヤマト運輸にて初出荷完了。




ギフト・ショーにご来場いただきました皆様へ



2012年9月8日(土)

9月5日から7日まで、三日間開催されましたギフト・ショーにご来場いただきました皆様。
harukiiのブースにお立ち寄り下さいまして、誠に有難うございました。

株式会社はる希は、今年5月に立ち上げたばかりの会社で、
harukiiは2013年春夏物からスタートするブランドです。
ギフト・ショーで初めて皆様にブランド名、そして商品をお目に掛けることができました。

初めてのコレクションなので、春から時間をかけて作りました。
どんな趣旨のブランドにしようか。
どんな方々に向けて物づくりをしようか。
どの産地や工場さんにご協力をお頼みしようか。

まったくゼロからのスタートでしたが、幸いにも全力で協力して下さる
厳しく温かい方々がありました。

その結果出来上がった商品を、この三日間で本当に多くの皆様に見て頂くことができました。
名刺を頂いたバイヤー様、またカードだけをお持ち帰りいただいた皆様も含めますと、
110名の皆様にharukiiをご紹介できました。。

今後、harukiiの商品が、いつ、どのような形で世の中に出ていくかは
これから各バイヤー様と細かくご相談させていただき、決定して参ります。
また、決まり次第harukiiのウェブサイトやこのブログでご報告致します。


ここで改めまして、harukiiのブランドコンセプトを紹介させていただきます。

『harukii とは』
 harukiiは、ストール、マフラー、スカーフなど、巻物専門のSPAブランドです。
 読み方は、‘ハルキ’ です。
 運営は、株式会社はる希が行っております。
  ※SPA = 衣料品製造販売専門店。衣料品の製品企画、生産、小売りまでを一貫して行う業態。Speciality Store Retailer of Private Label Apparel の略。


商品づくりで一番大切にしていること

『素材の柔らかさ』
 harukiiは年配の方に気持ち良く巻いて頂ける商品を作っています。
 歳を重ねるごとに敏感になっていく肌。
 特に首回りやあごの下は敏感です。
 ずっと巻いていたくなる、どうしてもいつも同じものを巻きたくなる。
 そんな商品を目指しています。

『大きさと軽さ』
 harukiiは、男性も女性も使える商品を作っています。
 デザインは男性の方にも衒いなくご使用いただけるよう、渋めの色や柄をご用意しています。
 男性でもたっぷりと巻けるように、大判で作っています。
 また、大判でも女性が巻いて重く感じないよう、そして年配の方の肩が凝らないよう、
 軽い素材を選んでいます。
 
『商品の生産工程を明確にする』
 harukiiは、最初の原料の採取地から、最後の札付け・袋詰めの作業地まで、
 どこでなされたかを明確にします。
 この情報は、バイヤーの皆様だけではなく、消費者の皆様にも公表いたします。


harukiiの商品は、少々高額となっております。
その理由は、上記の物づくりの姿勢を保つためです。
商品の使用期間は長く、扱いによっては10年以上ご使用いただけます。
そして、お使いいただくごとに、素材はさらに柔らかくなります。
お買い上げ頂いたお客様に、長年愛着をもってご使用いただける商品をご提供できると
信じております。


ご来場いただきまして、本当に有難うございました。
今後、より深いお付き合いを賜りますよう、心よりお願い申し上げます。



Special Thanks to

・今回すべての商品を作って下さった、山梨県郡内地方の工場の皆様。

・ブランディングからウェブサイト構築まで、すべての相談に乗り、また作業をして下さったRedBe様とSoil様。

・harukiiの顔になるロゴをデザインして下さった、en design studio様


・来場者の皆様に大好評だったブースデザインをして下さった、StairS様

以上の方々にも、この場を借りまして、深くお礼を申し上げます。

株式会社はる希
代表取締役 高橋裕子







続・製品の出自と道のり



2012年9月6日(木)

昨日さっそく、わかってしまった。
それもあっけなく。

ギフトショーの初日に、3人組の男性がブースに入って来られた。
繊維のことがよくわかっていらっしゃる風。
リネンのストールを触って、何か囁いていらっしゃる。

「何かお探しですか?」
振り返った男性のネームカードを見て「あ」と思った。
リネンの糸を作っている大会社である。

「もしかして、うちの糸を・・・」
「はい、使わせて頂いております。」
「あぁ、やっぱり。」
「今回使ったリネンは、すべて御社の糸です。」
「そうですか。有難うございます。織りはどちらで?」
「はい、今回はすべて山梨県で作って頂きました。」
「はぁ、そうですか。なるほど。」

それから男性達は再びリネンのストールを確かめ、
何度もお礼を言われて、
ブースを去っていった。

そして、展示会終了間際。
少しだけブースを片付け始めた頃。
一人の男性が入って来られた。
「変わりヘリンボン」や「ジャカードストール」を丹念に見ておられる。
「あの、何かお探しですか?」
「実は、先ほどうちの社のものがこちらのブースに参りまして、
ぜひ見て来いというものですから。」
先ほどのリネンの会社の方である。
それも、役員様。
「まぁ、そうですか。それはそれは、どうもわざわざ有難うございます。」

「変わりヘリンボン」、「ジャカードストール」、「リネン平織りストール」、
この三点を指し示し、
「こちらに御社の糸が使ってあります。」
「あぁ、そうですか。」
こちらでわざわざお教えしなくても、すでに分っていらっしゃる。
先ほどの3名様を含め、リネンのベテランとお見受けする。

「こちらのブランドは、
お年の上の方に身につけて頂きたいと思っているんです。
それで、素材の柔らかさには、特にこだわって材料を選んでいるんですよ。
御社では、すごく細いラミーも作っていらっしゃいますね。」
「はい。作っています。300番まであります。」
「ええ?? そんなに細い番手まであるんですか?」
「はい、ありますよ。」
「そうなんですか。
実はラミーも艶があって綺麗なので、最初使おうかと思ったのですが、
リネンと比べた時に、リネンの方がより肌に優しかったので、
こちらにしたんですよ。」
「あぁ、そうだったんですか。」

ここで、はっと思った。
聞いちゃおうか。聞いちゃおうか。
うん、聞いちゃおう。

「あのう、このリネンの原産国を教えて頂くことは、可能なんでしょうか。」
「はい。フランスです。」
あらら。
あっさり。

「フランスでもまだリネンを作っているんですか?」
「作っていますよ。フランスとベルギーですね。
フランスの北の方、いわゆるノルマンディといわれる地方ですね、
それからその北のベルギーでリネンを栽培しているんですよ。」
「そうなんですか。
うちの商品は、原料の採取国から、最後は下げ札をつけるところまで、
その工程すべてどこで行われているか、お客様にお伝えするんですけれど、
リネンだけは、国が特定できなかったんです。
紡績は日本だということは分かっていたんですが。」
「あぁ、国内紡績なら、間違いなくフランス原産です。」
「そうなんですか。あぁ、良かった。嬉しい。
それを、知りたかったんですよ。」

リネンの種が蒔かれた場所。
あっけなく、分ってしまった。

「あのう、このこと、お客様に公表してよろしいでしょうか。」
「ああ、いいですよ。なんなら、原産地証明書をお送りしますよ。」

すごいすごい。
企業秘密かもしれないと心配していたが、
杞憂だった。
こんなに気持ちよく教えて下さるなんて、ちょっと驚き。

そうか。
繊維業界も、最近すごく変わっているんだ。
10年ほど前は、まだまだ閉鎖的で、懐疑的だった。
原産国を聞こうものなら、
(何でそんなこと知りたいんだ。同業者か? 他に漏らすかそんなこと。)
というような顔をされ、教えてもらうのは到底無理だった。
でもこの頃は、根掘り葉掘りどんなことを伺っても、
とてもオープンに答えて頂ける。
情報開示も許される事が多い。

そう、情報を開示しても、技術と技量は盗まれない。
ノウハウは分られても、同じものは作れないのだ。
そういう自信があるから、情報を開示できる。
言い換えれば、今繊維業界で生き残っている会社は、
そういう確とした自信のある会社のみなのだろう。
確かな技術と品質の高さ、そして正直さ。
それを矜持高く保っている会社だけが、
世界にも競争力を持っている。

繊維業界にとってはとても厳しい時代だが、
そこに生きる人間にとっては、気持ちのいい時代になってきた。
風通しがいい。
それなら、大丈夫。きっと細く、強く、しなやかに生きていける。
私には、将来明るく見える。
本当にいい時代になってきた。




「製品の出自と道のり」

「2013春夏 細番手リネン平織ストール #1」


春が来た



2012年9月5日(水)

思ったより、早く決まった。
ブースの中の、ストールの飾り方。

白い壁。
本物の木の床。
壁には、無垢の垂木が貼ってある。
正面にには、harukii のロゴ。
ここは、潔くすっきりといきたい。

 
 

ロゴの両脇に、一番華やかな色のストールを掛けてみた。
ブース内が一段と明るくなった。

そうだ、全部ピンクにしよう。
春だ。春のブースにしよう。
提案するのは、2013年の春夏物。
そして harukii のデビューだ。

harukii は大人の男性にぜひ身に付けて頂きたいと思っている。
そして、日本の男性は、歳と重ねると明るい色がだんだん似合ってくる。
ピンクは、オジサマたちにもっともっと着て頂きたい色。

壁にピンクのストールを全部かけてみた。
春だ。春だ。春が来た。


今日どんなお客様がいらっしゃるだろう。
私は春の笑顔でお迎えしよう。




展示会に最後にやってきたお客様 Ⅲ



2012年8月2日(木)

先週の土曜日、Nori に誘われて彼女の家に行った。
待ち合わせは、彼女が教えている武術の教室。
ニューヨークの14丁目と6番街の角にあるビルの4階。

その日はNYでの滞在も7日目。
気が付かないうちに疲れが溜まっていて、
雑踏を歩くのも足が重く、
実は、彼女に会うのも少し億劫になっていた。

教えられた場所のブザーを押して、中に入る。
もう稽古は終わっていた。
畳が敷き詰められているその教室は
空気がすごく澄んでいて、静かで、
気持ちがスーッとした。

Noriさんをお願いします、というと、稽古着姿のままのNoriが現れた。
「ハーイ、いらっしゃいませ。」

黒帯の彼女は、稽古の直後で、髪が乱れたまま。
でも、笑顔が爽やかだ。

せっかくだから何かやって見せて、というと
気軽に「OK」という。
一番得意な棒術を見せてくれた。


当たり前だが、
どの動きも腰が据わっていて、カッコいい。

東洋人の小さな女性がこれだけの術を身に付け
NYの真ん中で教えるようになるまで、
彼女はどれだけ鍛錬をしたのだろう。
強くて柔らかい彼女の不思議さの理由を
一つ目の当たりにした気がする。

道場を出て、食材を買いに街を歩く。
私は疲れているし、食欲もないから、
「いいよ、何かお料理しなくていいものを買っていこう」と言う。
彼女は「魚たべる? 野菜も必要ね。ワイン買っていこうね。
あ、北京ダックも安くて美味しいよ。」
「いいよいいよ、貴女も疲れているんだから、簡単にしよう。」と私。
「そう? そうね。そうしようか。でもワインは必要ね。」

疲れているのは私の方。お料理が面倒なのも私の方。
それを、相手を思いやるように見せかけて言い訳する。
私の悪い癖。

14丁目からSOHOを抜け、中華街に入る。
彼女は、もうお料理をしてくれる気になっている。
「魚、好き?」
「好き。」
「あ、イカもいいねぇ。」
「うん、美味しそう。」
実際に見ると、魚もイカも、野菜も果物も
新鮮でおいしそう。
「これどう? 美味しそうじゃない?
1ポンド99セントよ。すごく安いでしょう?」
確かに、安い!
「さくらんぼ、こんなに入って2ドルよ。買っていこうか?」
「野菜も新鮮よ。安いじゃない。」
みるみる手の荷物が重くなる。

自分一人なら、ぜったいに近寄らない中華街。
人込みと猥雑さに参ってしまう。
ところが、不思議なことに、Noriと一緒に歩く中華街は
なんだかリラックスして、楽しい街になってきた。
「中華街は、時々くるの。普段は来ないよ。汚いからね。」
歯に衣着せない。
「でもね、ここは好きよ。飾りがないから。
NYはどこも虚飾だらけ。きれいに優しそうに見せかけて、
儲けることばかり考えている。
中華街は、汚いけれど、その奥がないからね。安心するね。」
うん。言われてみれば、そうだ。
食べることが好きな人たちが、安くて新鮮な食材を求めにやってきている。
中国系ばかりではなく、白人の姿もちらほら見える。
「昔は中国人ばかりだったけどね、
最近はアップタウンの人たちも、その良さが分かってきたんじゃない?
だから、値段も少し上がってきたのよ。」
ふうん。これで上がっているのか。

どうしても北京ダックを食べさせたかったNori。
だけど、一緒に並んでいたチキンの方が新鮮に見えて、それを買った。
「食べ物の新鮮さは、とても重要。体に大切だからね。
私は新鮮さにはうるさいよ。」

手にいっぱいの食材とワインを抱えて、
私たちは地下鉄に乗った。

降りた駅は、ブルックリンに入って、15分くらいのところ。
私も昔住んだことのある懐かしい町並み。
その一軒を、彼女は夏の間だけ借りて住んでいる。

出迎える猫たちに、Noriは猫撫で声で話しかける。
「Hi Oni-chan, how are you?」
英語が赤ちゃん言葉になっている。

テーブルをぱぱっと整え、
手際よく準備が進む。
魚をオリーブオイルで焼き、塩コショウとシナモンをかける。
イカもざっくり切って、オリーブオイルと塩コショウ、そしてライムを一振り。
青梗菜もささっと炒める。
ほうれん草とマッシュルームのサラダもあっという間。
その間、おしゃべりは止まらない。

私は、「うん、へぇ、そうなの」と相槌を打ち、
手はワインの栓を抜き、チーズを切って、クラッカーを並べただけ。
なんというスピードの違い。
でも、彼女はそれを楽しんでいる。
私もそれを楽しんでいる。

その晩は、食べた。食べた。
どのお料理も、素材を味わって、とても美味しいい。
飲むことより、食べることを堪能した。

蝋燭の明かりの下で、彼女はいろいろなことを話してくれた。
NYでの生き方から、美容のことまで。
実に様々なことを話してくれた。

「気がね、滞っている気がするよ。」
「気?」
「私は気が読めるのよ。あなたは気が止まっている。
だから、人込みで疲れてしまうのよ。」
「ふうん。そうなの。」
「気を流したら、大丈夫よ。私もすごく人に敏感。
でも気を流す修業をしたから、もう強くなった。大丈夫。」
「どうやったら気を流すことができるの?」
「深呼吸でいいの。大きく吸って、強く吐く。
これを朝20回、夜10回やってみて。良くなるよ。」

Noriがやるように、深呼吸をやってみた。
3回やっただけで、閉じそうになっていた瞼が軽くなった。
頭が軽くなった。
「気を流したら、あなたはこれからすごくよくなるよ。
素敵な人もすぐ現れるよ。」
これはすぐにやらなくちゃ。
深呼吸だけでいいのだ。
俄然やる気が出る。

帰りにNoriはあれもこれも持って帰れという。
まるで実家に帰った娘のような気になる。
「いいよ、いいよ、おかあさん、そんなに食べきれないから。」
残った野菜とチキンをまとめ、
さくらんぼとバナナを入れて、簡単なお弁当を持たせてくれた。

彼女が持たせてくれたお弁当のお蔭で、
私はその後一度も外食せずに済んだ。
ありがとう、Nori。
心からこの不思議な出会いに感謝する。

次の日はニューヨーク最後の一日。
私は身も心も軽やかに、街中を歩き回った。



「展示会に最後にやってきたお客様 Ⅰ」

「展示会に最後にやってきたお客様 Ⅱ」



展示会に最後にやってきたお客様 Ⅱ



2012年7月29日(日) 25:30 NY時間

面白い女性に会ったものだ。

展示会初日の最後にブースに現れたケーブルテレビのプロデューサー。
名前は Nori Jung(ノーリ・ジュン)。
韓国で生まれ、長崎の大学で学び、大阪で武術を習い、
ニューヨークでアートを学び、
そして、SOHOで画廊を経営し、大学でアートを教え、
今は芸術と文化に関するテレビ番組を制作する会社を経営し、
武術も教えている。

日本語は完璧。
長崎弁も大阪弁も操る。
もちろん、英語はネイティブ並。
仕事では、ビデオカメラと三脚を担ぎ、
プロデューサー、ディレクター、カメラマン、司会者の三役をこなす。

彼女が金曜日の夜にホテルに来て、
武藤さんのストールの番組を作るために、撮影を行った。


この番組は編集されて、秋ごろケーブルテレビの番組になるらしい。
武藤さんのストールの魅力を何とか引き出そうと、
Noriはいろいろな質問を武藤さんにぶつける。
だんだん核心に迫り、このストールで最も勝負したところを武藤さんが話し出すと
見ている私も、おもわず引き込まれる。
Noriは、無理に話を作り出すことはしない。
武藤さんが話したいことを話したいように誘導する。
いいディレクターだなと思う。

撮影が終わり、皆で韓国料理を食べに出かけた。
Noriの案内で行ったお店は、とても美味しく値段も手ごろ。
皆、お腹いっぱい食べた。
その間中、Noriは皆にお料理をとりわけ、話をし、笑顔を絶やさない。
「笑顔はタダだからね。」
そして、自分ももりもり食べる。

すごく強い気質を持っているのに、なんとなくその場が柔らかくなる。
不思議な女性だ。

私は次の日、彼女の武術の教室に行って、そのあと彼女の家に遊びに行くことになる。

Nori の会社のサイトはこちら >>>

「展示会に最後にやってきたお客様 Ⅰ」

「展示会に最後にやってきたお客様 Ⅲ」




展示会に最後にやってきたお客様 Ⅰ



2012年7月24日(火) 25:30 NY時間

展示会の初日が終わった。
不思議な一日だった。


わがブースへの来場者は少なかった。
それは、想定内。
しかし、展示会全体の来場者も少なかったように思う。
だから、会場内に冷房が効きすぎ
寒くて寒くて我慢ならない。
みなで交代で、外に暖を取りに行った。
太陽の熱は暖かい。ベンチは焼石のように熱かった。
なんとういう、エネルギーの無駄遣い。

今日はご商売につながるお話はないのかなぁ。
と、思っているところへ、閉場間際のお客様。
聞くと、ケーブルテレビのプロデューサー。
自分が作っている「芸術と文化」の番組に、
機屋さんのストールを出したいという。
できれば、明々後日の金曜日に、もう撮影をしたいという。

harukiiのストールではないが、面白そうな話。
私も通訳として、立ち会う。
でも、明々後日なんて、急すぎる。
TVの反響があって、対応が追いつくだろうか。
英語で機屋さんに電話がかかってきたらどうしよう。

いらぬ心配ばかり先走る。

多分、取材を受ける。
好奇心の方が勝ったから。
放映される頃にはNYにいないが、多分DVDが送られてくる。
撮影される前から、とても楽しみだ。

「展示会に最後にやってきたお客様 Ⅱ」

「展示会に最後にやってきたお客様 Ⅲ」