2014年10月16日(木)
先週の火曜日から、大阪の千里阪急さんでharukiiの販売が始まった。
一日だけ売場に立つということで、名古屋のホテルを早朝に出て、
地下鉄→新幹線→地下鉄と乗り継いで、千里中央駅に到着した。
折しも台風一過、抜けるような青空である。
「いい一日になりそう」と最高の気分で、阪急デパートに入った。
一階の売り場が、大掛かりな改装をしてリニューアルしたと聞いている。
どんなふうになったのだろう。
心ときめかせながら、扉を開けた。
わぁ。。。
ス、テ、キ。
以前とはガラリと変わって、全体がシックな雰囲気になっている。
什器は濃いブラウンのウッドと黒のスチールで統一され、
とても落ち着いている。
雑貨売り場の真ん中に、円形の広場がある。
曲線が優美な感じ。
harukiiの商品は、この円形の中に置かれていると聞いている。
まっすぐ近付いてみる。
あ、あれかしら。
わぁ、ここだ。
ああ、ある。本当に置いてある。
harukiiのサンプルたち、
きちんと畳まれて、お行儀よく並んでいる。
ちゃんといい子にしてる?
「は~い。」
そんな声が聞こえそうだ。
私に会えて、みんなちょっとホッとしてるかな。
わ、こんな紹介までして頂いている。
そうそう、その通り。
嬉しい。
harukiiの一番言いたいことを、きちんと載せて下さっている。
感謝。
このまあるい空間は、シーズン雑貨売り場の真ん中にあり、
素適な商品が美しくディスプレイされている。
売場をバシャバシャ撮るのは失礼なので遠慮したが、
広場の中央にとても大きなツリーのオブジェがあって、
そこに飾られた商品はどれもとてもおしゃれ。
※一番上の写真の左側に、少し見えています。
あ、シャンデリア。
嬉しい!
以前のシャンデリアが、そのまま使われている。
私は、一年前にこのお店に来た時、
このシャンデリアに一目ぼれをした。
いつまでも眺めていたいほど、
優美でロマンチックで。
このシャンデリアが、harukiiの真上にあって、
毎日商品を照らしてくれていると思うと、
夢のようだ。
「あなたたちは、本当に幸せね。」
そう言えば、マダムMはどうしているだろう。
売場をぐるりと見渡すと、
向こうにケーキやさんのような場所がある。
なんだろう。
まぁ、ハンカチ売り場。
どこもかしこも、ハンカチ、ハンカチ、ハンカチ。
すごい量のハンカチ、そしてそのバリエーション。
こんなに大きなハンカチの売り場は、見たことがない。
日本一ではないだろうか。
これだけの中からお気に入りを選ぶのは、楽しいだろうな。
自分用にも、プレゼント用にも。
こんど来た時は、ゆっくり見て回ろう。
千里阪急さんの一階は、この秋から雰囲気ががらりと変わり、
何もかもがとても新鮮。
お客様も、楽しそうにお買い物をしていらっしゃる。
心なしか、以前よりお客様が多くなった気がする。
それでも、変らないものもあってホッとする。
一つは、前述のシャンデリア。
一つは、開店時の音楽、宝塚歌劇団の「すみれの花咲く頃」。
この音楽を聴きながら、朝最初のお客様を迎えると、
「まぁお客様、ようこそおいで下さいました。
どうぞ心行くまで、ゆっくりとお買い物を楽しんで下さいませ。
私もそのお手伝いを、楽しんでさせて頂きます」
という気持ちになる。
雨も風も雪も関係ない。
この扉の中だけは、いつも春。
暖かで優しい春。
そんな気にさせてくれる、とても素敵なメロディーだ。
最後に、一番大切な変らないもの。
それは、ここで働いている店員さんたちの優しい笑顔。
こちらのお客様は幸せだと思う。
お客様にも仲間にも、
そして私のような仕入先にも、
わけ隔てのない笑顔。
これは、正真正銘、本当の自信と優しさからくる、本物の笑顔だ。
お客様は、安心して、ゆったりと商品をご覧になっている。
信頼できるお店と店員さん。
そして確かな商品と品揃え。
千里阪急は、お客様にとってなくてはならない百貨店なのだろうと思う。
一昨日、売り場担当の方から追加発注があった。
「ランダムストライプ Mini のブルーを追加します。
13日の午前中に売れてしまって。」
13日といえば、大型台風が西日本で大暴れした日。
大阪では、午後からすべてのJRが止ってしまった日だ。
そんな大変な日に来店して下さるお客様があるなんて。
そして、harukiiのストールを買った下さったなんて。
嬉しすぎる。
心の中で手を合わせる。
有難うございました。
やっぱり千里阪急さんはお客様に愛されている。
台風はやっと落ち着いた。
これからしばらく、秋の爽やかな日々を楽しめそうだ。
一年前の千里阪急さんでの販売の様子は、こちらです。
もしお時間があれば、お読みください。
「わわわ、おどろいた!」
「ひやかし大歓迎」
「マダムM」
「続・マダムM」
「続々・マダムM」
「続々々・マダムM ~完~」