マダムＭ

2013年10月13日（日）

毎日、売り場のディスプレイを変える。
一日の中でも、何度か変える。
なるべく、その時その時の
外の天気と気温に合せる。

お店は、服飾品のイベントスペースの角にある。
地下の食品売り場からエスカレーター上がり、
右に曲がると、harukiiの売り場が目に入る。
その角の中心に、
いつもマダムＭが居る。

マダムＭは、いつも丸いテーブルの上に座っている。
そして、首を少し傾けて、左の方向を見ている。

いや、左を見ているようだが、少しを俯いている。
目は伏し目がち。

 そして、にっこり微笑んでいるような、いないような。

とても華奢でなよやかなのだが、
実は、力強い。
芯のしっかりした、大人の女だ。
そんなマダムＭが、私は大好きだ。
彼女に憧れていると言ってもいい。

マダムＭは、私のスタイリングに文句を言わない。
言わずに、いつも最高の着こなしをしてくれる。

これは、またある時のマダムＭ。

 ロングドレスを流れるように着こなす。

首もほっそり。

うなじが美しい。

今日も私はマダムＭのスタイリングを受け持つ。
今朝の大阪は快晴。
気温も涼しく爽やか。
最高の日曜日となりそうだ。

さて、マダムＭはどんなストールをどんなふうに着こなして下さるか。
今日も会うのが楽しみだ。
胸がワクワクする。