東海テレビの『スイッチ』で紹介されました。



2014年5月30日(金)

名古屋は連日真夏のような暑さです。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

松坂屋さんのイベント【CRAFTS & CURATORS】は、お陰様で大盛況です。

昨日は、東海テレビの『スイッチ』という朝の情報番組で
イベント全体がレポートされました。
生放送でした。

前日からディレクターさんが取材に入り、情報を集め、
当日の開店前から、レポーターの本仮屋リイナさんが
その情報と商品一つ一つをチェック。

harukiiは【ぼかし染シルクカシミヤストール】のミニを取り上げて頂きました。
前日の打合せでは、パープルが選ばれていたのですが、
本番前のチェックで、本仮屋さんが
「今日、スタジオの羽野(晶紀)さんの衣裳、何色でしたっけ?」
とディレクターさんに。
「聞きます。」
そして、
「白とピンクだそうです。」
ということで、急遽ピンクのストールに替えられました。

その様子がこれです。






そして、本当に直前の私とカメラマンさんの会話。
「柔らかそうですね~。」
「はい、シルクとカシミヤが入っているんですよ。
 これ、男性用にデザインしているんです。おひとついかがですか?」
「えぇ? 男性用? へぇぇ。」
それを聞いた本仮屋さん。すかさず
「じゃあ、そのことも紹介しましょう!」

機転が利いて勉強熱心で真面目な本仮屋アナウンサーの姿勢に
若いながらしっかりしたプロ意識を感じました。

その後、番組を見たというお客様が何人かいらして下さり、
ストールをお買い上げ頂きました。
有難うございました。

今日はイベント三日目です。
出店者同士もとても仲良くなり、和気あいあいとした雰囲気で、
お客様もとても楽しんでお買い物をして下さっています。

イベントは、6月2日(月)までやっております。
本当に魅力的な商品が目白押し。
皆様、ぜひ足をお運びくださいませ。


harukii
髙橋裕子


東海テレビ スイッチのホームページは、こちら 〉〉〉

松坂屋名古屋店のイベントのサイトはこちら 〉〉〉






【お知らせ】松坂屋名古屋店で、期間限定販売いたします。



2014年5月26日(月)

梅雨入りにはまだ早いというのに、
東京は気まぐれな雨と風が強く吹き荒れています。
皆様お住まいの地域では、いかがでしょうか。

さて、harukiiは、
5月28日(水)から6月2日(月)まで、
名古屋の松坂屋で催されるイベントに参加します。




イベント名: CRAFTS & CURATORS (クラフツ・アンド・キュレーターズ)
期間: 5月28日(水)~6月2日(月)
営業時間: 午前10時~午後8時(最終日は午後6時まで)
場所: 南館1階 オルガン広場


このイベントは、今をトキメク人気バイヤー5名が
全国から選りすぐりの『日用品』を集めて
展示即売するものです。
20のブランドが出品します。



harukiiもそのお仲間に入れて頂きました。





何より嬉しいのは、『日用品』というカテゴリーに入れて頂いたこと。
harukiiはかねがね
「ファッションである前に、道具としてのストールを作る」と宣言しています。

 巻き心地の良い素材
 身体を温めるのに適したボリューム
 そして、気分を高める色

それらが一つとなって、道具として優れたものとなった時初めて
手に取って頂ける商品となります。
そして、一旦身に付けて頂いたら、
使用頻度の高い、「いつも使いたくなる」ストールとなってほしいと思っています。
まさに、日用品です。

今回のイベントは、すぐれた日用品が一堂に会します。
その中で、harukiiの商品が皆様に評価して頂けるか、
とても心配であり、そして楽しみです。

また、私自身も一消費者として、
どんな商品や作り手の方と出会えるのか、
ワクワクしています。

会期中はモノづくりを体験できるワークショップがあったり、
人気バイヤーさんの対談を聞けたりと、

harukiiも、オンラインショップでは扱っていない夏物の商品を
数量限定で販売致します。

名古屋にお住いの皆様。
名古屋のお近くにお住いの皆様。
お仕事やご用で名古屋に行かれる皆様。
ぜひお時間を見つけて、お出でください。
きっと素敵なモノが見つかります。

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

harukii
髙橋裕子








わが社の氏神様



2014年5月1日(木)

もう東京に戻ってきて2週間以上にもなるのだが。

何年ぶりだろう。
用事が出来て、金沢に行ってきた。
全く思いがけず、桜が満開を迎えていた。
東京では逃した花見を、金沢で満喫した。


旧県庁後から眺める金沢城の石垣。


お堀の桜並木。


青空を覆う薄紅の花、花、花。

なんのプランも立てずに歩き回った市内。
観光マップを眺めながら、次はどちらに歩こうか、と。
目にとまったのは、『尾山(おやま)神社』。

ああ、ここだ。
ここへは行かなくては。
私が辿り着いたのは、尾山神社の裏側、東参道。
この階段を、ゆっくり上がってみる。

考えてみれば、この神社は当社の誕生の元となった場所。
株式会社はる希の創立の日に大きく関係している。

私は会社の登記を二年前の両親の結婚記念日に行った。
理由は。。。
五月の若葉のころは、私の一番好きな季節だ。
そして何より、その日にすれば
我がご両親殿もお喜びだ。
そうなれば今後何かと好都合だろう、、、と踏んだ

案の定、である。
計画は大成功している。

尾山神社。
ここは昔、両親が挙式を行った場所だ。
当時の写真が残っている。
もちろん白黒写真だが、古い割には状態もよく、
ニコリともしない緊張した二人の顔が並んでいる。

せっかく金沢にいるのだ。
今までそう考えたことはなかったが、
尾山神社こそはる希の氏神様、かもしれない。
両親が結婚しなければ、私も生まれないし、
はる希もharukiiも生まれなかった。
この神社は、いろいろ生んでくれた有難い神社なのだ。

それに、初めて来て驚いたのだが、
なんとモダンな。
鳥居の内側に、ステンドグラスを嵌めた、
立派な門がある。

裏から入ったので、
一旦表に出てみる。
うーん。
何となく、神社には似つかわしくない建築物だ。
行ったことはないが、長崎を髣髴させる。
この上部にステンドグラスが嵌めてあるのだが、
陽の光を反射して、分かりにくい。
もう一度、境内に入ってみる。
裏側から見たところ。
これなら分かりやすい。
色とりどりの色ガラスがはめ込んである。
長崎と思ったのは、ステンドグラス=キリスト協会を思わせたからだろう。
明治8年、西洋文化の影響を受けて建てられたものらしい。
当時の人たちは、これを見てどう思ったのだろう。
「楽しい! 素敵!」と思った人もあれば、
「西洋かぶれ。神聖な場所になんと不謹慎な」と思った人もいただろう。
でも、新しい価値観を果敢に受け入れる、勇気の象徴のようなこの門を見ると、
なんだかとても誇らしい気持ちになる。
「さすが、はる希の氏神様。」

 御神殿は古くどっしりした感がある。

そして、その脇にそれ以上にどっしりした木が植わっている。
「 蚊母樹(いすのき)」というらしい。
蚊のお母さん? 蚊が寄ってくるのかしら。
樹齢二百有余年。
200年以上も、ここにずーっと立っているらしい。
ということは、このステンドグラスの門の建築も、
一部始終見守っていたということか。

はる希はまだ2年。
とりあえず、10年が目標だ。
もしそれがクリアできたら、次は20年。
30年、40年、50年、、、

私がこの世で見守れるのは、長寿だとしても40年ぐらい。
200年。
長いなぁ。
木になれば、すべて見ることができるのか。

とりあえず、私はいつもより少し多めのお賽銭を入れて、
「これまで2年間、なんとか続けてこられました。
ありがとうございました」と、お礼を言った。