2014年10月8日(水)
千里阪急さんでの販売を終えて、
外に出た。
空気はひんやりししている。
日中は残暑のような暑さだが、やはり秋なのだなあ。
これから夕食。
一人でどこかのお店に入るのは苦手。
千里阪急さんのすぐ隣にとても大きなスーパーマーケットがある。
そこで美味しいものを買って、ホテルでゆっくり頂こう。
大好物の鯖寿司で重くなったバッグを肩にかけ、
商品サンプルや着替えやらが入ったカートをがらがら引きずりながら、
ホテルに帰る途中。
信号を待って、ふと大きな空を見上げたら、
満月のような、そうでないような、
少しハッキリしない月が
真っ黒な夜空に浮かんでいた。
「今日は雲ひとつない晴天だったのに。。。」
月が雲の陰に隠れているはずはない。
ああ、そう言えば今朝のニュースで何とか月蝕と言っていた。
それを聞いた時、
二年前の日蝕を思い出していた。
あの時は日本各地で見られるということで、
我が家でも、いつになく興奮して
あの特別のメガネを買って待ち構えていた。
ベランダでずっと空を見上げて、月が欠ける様子をじっと眺めた。
あの時は父も一緒に見たのだったなあ。
そんなに興味はなさそうだったけれど。
辺りが俄かに夕方のように暗くなり、
あっという間に元に戻った。
一瞬のことだったけれど、
日蝕を見られたのはよかった。
父と一緒に見られてよかった。
今見上げている月は月蝕だと、
ホテルで付けたテレビが教えてくれた。
iPhone6に替えようかなあ。
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