2012年8月22日(水)
いくら暑くても、もう夏も終わり。
秋の気配が忍び寄っている。
こんな歌を思い出した。
むかしむかし、何かのコマーシャルでサビの部分だけが使われていて、
とても好きになった歌だ。たしか青い空と白い雲が、画面に使われていたような気がする。
それと、このゆったりとしたメロディで、
夏の終わりの歌だと思い込んでいた。
『星影の小径』
静かに 静かに
手をとり 手をとり
あなたの囁きは アカシヤの香りよ
I love you, I love you
いつまでも いつまでも
夢うつつ さまよいましょう
星影の小径よ
静かに 静かに
じっとして じっとして
私は散っていく アカシヤの花なの
I love you, I love you
いつまでも いつまでも
抱かれて 佇みましょう
星影の 小径よ
I love you, I love you
いつまでも いつまでも
抱かれて 佇みましょう
星影の 小径よ
詞:矢野 亮
曲:利根 一郎
1950年(昭和25年)に、小畑実という男性歌手によって歌われた歌だそうだ。
なんと、夜の歌だったか。
それに、アカシアが散る時期。
これは、きっと春。
春の静かな夜を歌ったものだ。
でも、メロディもちあきなおみの力を抜いた歌い方も、
晩夏にぴったり。
私の中では、アカシアはハイビスカスに、
星影の小径は高い青空に、
完全にすり替わっている。
それでも、いいか。
この歌を聞くと、肩の力が抜けて、優しい気持ちになる。
そして、縁側でビールでも飲みたい気分になる。
来年もこの時期、またこの歌を思い出すんだろうな。
photo by emrank
二人とも、ほとんど同じテンポで歌っている。
こんなにゆっくりした歌い方、今はめったに聞けない。
小畑実バージョンも、昭和の匂いがして、とても新鮮です。
こんなにゆっくりした歌い方、今はめったに聞けない。
小畑実バージョンも、昭和の匂いがして、とても新鮮です。
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