スマートフォンのカレンダー機能



2012年8月21日(火)

スマートフォンに変えて、そろそろ一年が経とうとしている。
最初は慣れなくて、用もない人に電話が掛かってしまって、
「あ、あぁ、お久しぶりです。どうしていらっしゃるかなぁと思って。。。」
などと、しどろもどろになった。
仕事で一度だけお世話になった人に掛かってしまったときは、
相手が出ないうちにあわてて切った。
そんな人に限って、律義である。
そちらから掛かってきた。
どうしよう。
久しぶりに掛ける理由が何も浮かばない。
大変申し訳ないが、着信音が鳴り終わるまで、
息をひそめて待った。

最初は扱うのにびくびくしたスマートフォンだが、
今ではすっかり慣れて、とても便利に使っている。
間違えて電話を掛けるということは、まずない。

カレンダー機能は便利だ。
予定を入力しておけば、その日になると「○○があるよ」と教えてくれる。
毎月決まった日に振込みをする場合など、
うっかりものの私には非常にありがたい。

連絡先のリストに、その人の誕生日を入力しておくと、
それがカレンダーにも自動的に反映される。
私の場合、連絡先の名前には必ず「さま」「さん」「くん」「ちゃん」を付けて入力しているが、
そうすると、カレンダーは「○○さんさんの誕生日」と
再び「さん」を付けてくれるから、優しい。
仮にMr. Sunが友達にいたら、「さんさんさんの誕生日」と教えてくれるだろう。
お日様が降り注いでいる感じがして、いい日になること間違いない。
Sunという人と友達になりたい。

カレンダーで一つややこしいのが、今年は閏年なので、一日ずれるということ。
2月29日以降に誕生日を迎える人の誕生日が、きっちり一日ずれている。
一度インターネットでその調整方法を調べて、修正を試みたが、
やはり直らない。
自分の誕生日も後ろ倒しになっている。
まぁ、一日でも遅いのはいいか。

今日は多分、友人の誕生日。
昨日そう教えてくれた。
私より一つ下の彼女は、
最高レベルの私立女子大を出た才女。
かつ美人。
かつしっかりもの。
かつ気配りが素晴らしく、優しい。
見た目は私よりいくつも年下に見えるが、
私は姉のように頼りにしている。

彼女は数年間、病気と闘っている。
手術を何度もし、とてもつらい薬物治療に耐え、
そのたびにしなやかにそれらを乗り越え、
そして、ますます美しくなっている。
ゴールデンウィークに会ったときには、美しさに深みが増していた。
とてもおしゃれで、いつもきちんとしている。
私は彼女のおしゃれと、明るい語り口に
いつも元気をもらう。
こんな表現は、彼女の素敵な雰囲気に全くそぐわないが、
「底力の知れない女性」だと思っている。

今日は彼女にお祝いメールを送ろう。
素敵な花束のカードを付けて。


photo by fontplaydotcom




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