2013年1月17日(木)
家の外には屋根にも道路の端にも、たくさんの雪が残っているが、
太陽が顔を覗かせると、その日差しは強い。
紛れもなく、春の日差しだ。
雪解けの水が雨樋や縁石を伝って落ちる音が聞こえる。
チロチロチロチロ。
チョロチョロ、チョロチョロ。
トントントントン。
チンチンチンチン。
ザリザリザリ、ガタン!
これは雪の塊が屋根から落ちる音。
雪深い地方では、春はもうしばらく先だが、
きっと雪解けの頃は、もっといろいろな水の音が聞こえ、
心楽しいのだろうと、
少し雪国の人の気分を味わえているような気がする。
チロチロチロチロ。
カンカンカンカン。
タンタンタンタン。
ザザザザザザッ、ドン!
水のオーケストラは、いつまでも鳴り止まない。
‘カンカンカン’の間隔が短くなってきた。
カンカカ、カンカカ、カンカカ。
タントタタントタ、タントタタントタ。
あとしばらくは、この音を聞いていられるのだなぁ。
嬉しいなぁ。
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