2012年6月5日(火)
「老舗」というものに憧れがある。
100年以上続く店や家業。
伝統という背骨をしっかり保ちつつ、
時代の流れの中で手足を自由に泳がせ、なおも成長する。
老舗、シニセ、shi ni se。
時代の流れの中で手足を自由に泳がせ、なおも成長する。
老舗、シニセ、shi ni se。
老舗には必ず代表的な定番商品がある。
創業以来販売し続け、そのコンセプトを代々伝えながらも
その時々で、形や仕様を変え、
なお伝統の深みを感じさせる。
なお伝統の深みを感じさせる。
多くの人に時代を超えて愛される商品。
私も harukii にそんな商品が欲しいと思う。
たった一つだけでいいから、定番を生み、「老舗」を目指す。
ひそかな野望である。
私も harukii にそんな商品が欲しいと思う。
たった一つだけでいいから、定番を生み、「老舗」を目指す。
ひそかな野望である。
今サンプル作製している商品の中に、
実は二つ、定番候補がある。
最初からヒット商品が生まれるなんて、そんな甘いことは全く考えていない。
ただこれは、長い時間をかけて改良し、定番に成長させたい、と思える商品である。
その一つが、コットンだけで作る、あや織りのガーゼマフラー。
ただこれは、長い時間をかけて改良し、定番に成長させたい、と思える商品である。
その一つが、コットンだけで作る、あや織りのガーゼマフラー。
例えば、風邪をひいて悪寒がするとき。
いくら部屋を暖めても、身体はぞくぞくする。
そんな時、柔らかい布で首を暖めると、ホッとする。
薄いタオルぐらいのボリュームがあって、でもそれより柔らかく
首の前でひと結びして、端は胸元に入れてしまう。
私は決まって肩甲骨の間が寒くなるので、結んだ端を後ろに回し、背中を暖める。
柔らかいから、そのまま寝てもゴロゴロしない。
暖かくなって、やっと眠れる。
例えば、ウォーキングに出るとき。
タオルの代わりにこのマフラーをする。
コットンだから、汗が出たらそれで拭く。
暑くなったら、はずして広げて、腰に巻く。
薄いからすぐ乾く。
ウォーキングの途中にちょっと休憩。
汗も引いたし、すこし肌寒い。
からりと乾いたマフラーをする。暖かい。
家に帰ったら、普通にじゃぶじゃぶ洗う。
干せばすぐ乾く。
何度も洗っても柔らかい。
そんなマフラーがあったらいいと思った。
思ったから、作る。
たて糸もよこ糸もコットン100%。
工場さんに頼んで、柔らかい綿糸を使ってもらう。
タオルの糸よりもずっと細く。
染めも、糸の段階で染めてしまう。
織ってから染めるより柔らかいから。
それに、そのほうが色の定着もいい。
あや織りのガーゼにして、柔らかさと薄さを出そう。。
長さは、男性が巻いてちょうどいいくらいがいい。
幅はぎゅっと握って、タオルと同じくらいのボリュームになるよう。
色は、たて糸に二色、よこ糸に二色。
春らしい色、それも男性も女性も巻ける色にしよう。
サンプルが出来てくるのは、しばらく先。
仕上がりが待ち遠しい。
思い通りの商品に仕上がってくるだろうか。
仕上がりが待ち遠しい。
思い通りの商品に仕上がってくるだろうか。
いや、違っていても構わない。
何度でもやり直せばいい。
「老舗」を目指す覚悟があるなら。
何度でもやり直せばいい。
「老舗」を目指す覚悟があるなら。
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