2012年12月24日(月)
日本海側は大雪だという。
南北に横たわる山脈のせいで、こちら側には雪が降らない。
東京は青空のクリスマスイブになった。
なんだか雪の降る地方の人に申し訳ない気持ちになる。
ただ、東京で見上げる空は、とても小さい。
そして、電線でいくつもに仕切られている。
のびのびと大きな空を見られるのは、
高層マンションのベランダか、草野球場ぐらいだろう。
今日午前中、買い物に出かけて、ふと気が付いた。
太陽の光が強くなった。
この光は、もう冬のそれではない。
春の光りだ。
何と言えばいいか、どことなしにきらきら輝いているのだ。
一年365日は長いと思っていたが、
地球の公転の速度は、とても早いことがわかる。
太陽の光は毎日変わる。
着実に一日一日変っている。
明日からは、町中一転してお正月ムードに包まれるだろう。
あと一週間で元旦だ。
その時は、陽の光はすっかり春のものになっているはずだ。
気持が改まる、初春の光。
春になるのはとても嬉しい。
新春には蝋梅が馥郁と香ってくる、
あの家の前を通るのが楽しみだ。
並木の桜の樹肌は、その体内に深くに紅色を湛えて
銀色に照り輝いているに違いない。
来年からまた朝の散歩を始めようか。
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