2015年1月6日(火)
テレビでは大気圏外まで上がる飛行機が研究されていて、
実現すれば、東京パリ間が2時間、というとんでもない早さとなる。
すでに東北新幹線は、最高時速が320kmだそうである。
世の中ますます小さくなる。
物事にスピードが要求される。
ところが、ちょっとホッとする話を聞いた。
3月に開業する北陸新幹線は、最高時速260kmだそうである。
最初の『ひかり号』が250㎞だったから、そんなに速くなっていない。
もともと計画された当時から260kmで設計されていたのだそうだ。
以前、『のぞみ』よりも『ひかり』の方が身体にイイと聞いたことがある。
土地を移動するのに、身体は先について、中身が付いて行かないのだそうだ。
中身とは、脳か、神経か、なんだっただろう。
北陸新幹線は早い車両を作る必要がない分、その他の機能を充実されられる。
ということで、全座席に電気のコンセントが付くそうである。
携帯電話の充電をしたり、コンピュータを思う存分使ったりできる。
東京・金沢間が二時間半。
寝るにも仕事をするにも、ゆっくり読書をするにも思考にふけるにも、
ちょうどいい時間ではないだろうか。
朝6:16発に東京で乗れば、金沢着が8:46。
たっぷり半日過ごして金沢発東京行きの最終21:00発に乗れば、
東京には23:32に着く。
我が家には25:00には戻れる。
もちろん、むりやり日帰りにする必要がなければ、
もっとゆったり北陸の街を楽しめる。
能登まで足を伸ばせるかもしれない。
金沢まで行かなくとも、富山の魚も美味しい。
宇奈月温泉や黒部もいい。
おかあさん、あと11年長生きすれば、
故郷の小松にも新幹線で行けるようになるそうですよ。
頑張りますか~?
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