harukiiオリジナルパッケージのこと Ⅱ



2013年2月18日(月)

harukiiのオリジナルパッケージが
中村麻由美さんという本のデザイナーにデザインして頂いたことは、
以前ブログで紹介した

その時点では、パッケージは中村さんに手作りして頂いていた。
そして先週末、ついに工場生産によるパッケージが納品された。
工場生産分から、harukiiのロゴが入る。

そして、カード差込口にはスマイルマークのようなカーブが付いている。
カードを差し込むだけで、なんとなく可愛らしい。

マチも二段付けて頂いたので、厚みのある商品も無理なく包むことができる。

このパッケージを企画した当初から、
「TATOU(畳・たとう)」というテーマは決まっていた。
harukiiの商品を包んでお渡しするだけはなく、
その後お客様が何かを包んで保管するためにお使いいただけるパッケージ。
着物の畳紙にイメージを借り、それと書類挟みとを融合させたような仕様。
厚い紙を使い、書類をしっかり包む。
B4サイズのものまで包める。
仕事の書類、手紙、写真、子供のお絵かきなど、
大切なものを保管するのに使っていただきたい。
イメージ通りのパッケージが仕上がってきた。


先ほど「ついに」と書いたのには事情がある。
パッケージの企画に取り掛かったのが、昨年の9月の中ごろ。
中村さんと前回のギフトショーで知り合い、
その後デザインを依頼し、
何度も試作を繰り返して頂き、昨年末にデザインが決まった。

そして、その本生産を依頼する印刷工場を探すのに、
また時間がかかった。

今回パッケージを発注した工場さんは、『福永紙工株式会社』という。
東京都立川市にある印刷工場さんだ。

福永紙工さんに決まるまで、実は他2社から見積りをもらっていた。
見積りをもらっただけではない。
中村さんとそれぞれの会社を訪問して、
こちらからはharukiiのコンセプトやパッケージのイメージを伝え、
印刷会社さんからは得意とする印刷、デザイン、マーケットについて
説明を聞いた。

3社とも、それぞれに得意な分野では突出しており、
すばらしい印刷所さんだった。
どちらに頼んでも、仕上がりは素晴らしいことは分かった。
その上で福永紙工さんにお願いしたのは、
一番harukiiのイメージに近いお仕事を、これまで多くされていたからだ。

福永紙工さんは、受注印刷の他に、
『かみの工作所』というプロジェクトを運営されている。
このプロジェクトでは、様々な分野のデザイナーと協働し、
紙を使った面白くて、すぐれたデザインの製品を生み出している。


~かみの工作所 カタログより~

印刷工場がいろいろなデザイナーさんと組んで、自ら発信する、という姿勢に
とても惹かれた。
パッケージの作製だけではない。
今後、いろいろな紙製品の作製を依頼することになるだろう。
その時々で、素晴らしいアイディアと適切なアドバイスを頂けると思う。

2月21日から行う表参道での展示会にどうしても間に合わせたくて、
ご担当の京野さんに納期の無理をお願いした。
サンプルづくりも含めて、一か月足らずで納品して下さった。
超特急である。
もちろん、仕上がりは完璧。

お見事の仕事ぶりである。
感謝感謝。

*********

ギフト・ショーでもとても評判の良かったharukiiオリジナルパッケージ。
今回、表参道の展示会で、商品を購入して下さったお客様には、
ご来場への感謝を込めまして、
すべての方にこのパッケージで商品をお包みすることに致しました。

リボンは6mmのサテン。
色は、三色からお選びいただけます。
オフホワイト

ピンク

ブラウン

また、ギフト用には、リボンの仕様を変えてお包み致します。

皆様どうぞ、お楽しみに。


福永紙工さんの【かみの工作所】のサイトは、こちら >>>
見ているだけで楽しい気持ちになります。







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