2013年2月11日(月)
緊張が続く中で、少しだけ気を緩めた休日。
振り向くと、家の中でいつの間にか咲いた胡蝶蘭が
こちらをじっと見つめていた。
そんなに真正面から見合ったら、恥ずかしいじゃないか。
それにしても、お前はなんと優美なのだろう。
それは、あたかも蝶の触覚のように、お前の繊細な心をつくる
センサーのようにも見える。
お前の中に入っていくと、海の中の生き物に出会った気になる。
そして、お前を形作る線は、どれもが円く、優美だ。
お前はじっとこちらを見ている。
見返す私は、そのまなざしに耐えられず、
そっと俯いてしまう。
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