2012年7月16日(月)海の日
東京には、本格的に夏がやってきた。
日差しは強く、雲はモクモクと広がっている。
夕べは家族の中で、小さな小さなお祝い事が重なった。
嬉しいことついでに、雨で中止になった七夕をすることになった。
我が家の七夕は、お願いを書いた短冊を
笹の葉ではなく、へちまのネットに括り付ける。
そして、数か月の風雨に耐えて最後に残った「お願い」は
きっと叶えられる、とみなで信じる。
去年から始まったばかりの遊び。
我が家の猫の額より狭い庭が、
太陽の光を浴びてぐんぐん伸びるへちまの葉で、
みるみる緑の海と化す。
その中で、色とりどりの短冊が風に舞う様子は
夏の暑さと疲れをひと時和らげてくれる。
今年は5人の願いが6枚ずつぶら下がった。
15歳の姪は、中身を知られまいと、
短冊を折って、ホチキスで留めてしまった。
彼女はどんな願いを書いているのだろう。
誰にも教えてくれない。
我が家のへちまがネットを覆うのは、
まだひと月先。
今年はゴーヤも一緒に植えた。
葉がネットを覆うまで短冊が落ちないよう、
少しだけ強化した。
去年は、雨ですぐに落ちてしまったから。
ペンも間違わずに油性を使った。
我が家の七夕遊びも、バージョンアップしている。
さぁて。
今年は誰の願いが叶えられるのだろうか。
へちまよ、ゴーヤよ、ぐんぐん育て。
そして、私たちの願いを見守っていてくれ。
「七夕遊び Ⅱ」
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