2019新春 ふんわりシルクWフェイスマフラー No.1



2018年12月7日(金)

harukiiを立ち上げたとき、
巻き物専門店を標榜するなら、
首に巻く基本的な商品はすべて揃えたいと思った。

もちろん、将来的な目標として。

で、巻き物の基本とは何ぞや?

男性用、女性用。
シニア用、壮年用、若者用、学生用、子供用。
春物、夏物、秋物、冬物。
大きいもの、小さいもの。
厚いもの、薄いもの。
華やかな物、落ち着いたシックな物。
余所行きの物、普段の物。
慶事用、弔事用。

挙げればきりがない。
切り口はいくらでもある。
範囲を広げれば、身体に巻ける形状のものはすべて「巻き物」と言えるか。
すると、ペットのタマも仲間に入れるか。
実はタマが一番暖かい。

話を戻そう。

夢は大きいが、創業まもないharukiiが
一度にあらゆる商品を開発できるわけはない。

2012年の創業以来、目標は頭の片隅に持ちつつ、
とりあえず今できる事、今お客様に届けたい物。
それを一つずつ形にしてきた。

6年も経てば、かなりの商品を生み出してきたことになる。
それでも、まだ作ったことのない物。
そして、ずっと作りたいと思ってきた物がある。
それは、ニットのマフラーである。

ニット=編み物

数年前、
まだ「ストール」という商品名が一般的ではなかった頃、
寒い季節に首に巻くものは「マフラー」だった。

毛糸の手編みのマフラーに思い出のある方も多いだろう。

ニットには素朴な温かみがある。
瀟洒な表情にはならないが、
身体の丸みに沿って巻きついてくれる素直さ、優しさがある。

何といっても昭和、平成の時代、
(いや、おそらくもっと前から)
寒い季節に首を温めてくれたマフラーは、
巻き物屋の店先に並ぶ商品として、
基本のキではないか。
マフラーを売らないで、
どうして巻き物専門店として名乗れよう!

と、ここで皆さまの疑問が聞こえて来る。

ストールとマフラーは、どこが違う?
ショールやスカーフも含めて、その定義は?

そうですよね。
仰る通り。
何が違う?
どこが違う?

これは、実を言うと私もはっきり分からない。
明確な定義分けがされていないようだ。

日本では、その呼び名の変遷として
襟巻き、または首巻き
ショール、肩掛け、スカーフ、ネッカチーフ、
マフラー、ストール
そして最近は「スヌード」「ネックウォーマー」なるものまである。

※スヌード=マフラーの端をなくし筒状にしたような形状の、首に巻くものを指すことが増えた。(ウィキペディアより)

かのウィキペディア様まで
「指すことが増えた」という表現で濁している。

私の憶測だが、おそらくその時代その時代で、
小売業の大手、つまり百貨店さんなどが
呼び名を新しくして、新鮮味を出していたのではないか。

そして、いまは「ストール」という呼び方が
一般的になりつつある。

そこで、
harukiiは独断でこんなふうに分類をしている。

マフラー
幅50㎝前後、またはそれ以内。
長さは1m以上。
細長い。
織物、またはニット。
厚みがある。

ストール
マフラーより幅が広い
長さは1m以上
織物、またはニット
薄い。

ショール
ストールと同じサイズ。
婦人向け。
肩掛けとしても使用できる。
織物、またはニット。

スカーフ
一辺が1m前後、またそれ以内の正方形。
織物。
薄い。

スヌード
筒状のニット。
サイズは特定しない。

あくまでもharukii独自の分類。
そしてそれぞれの境界は、
限りなくぼんやりしている。

。。。。なかなか本題に入れない。

とにかく、私は
harukiiの商品にニットのマフラーを加えたいと、
ずっと考えていました。

(No.2に続く)


2019新春 ふんわりシルクWフェイスマフラー No.2

2019新春 ふんわりシルクWフェイスマフラー No.3

2019新春 ふんわりシルクWフェイスマフラー No.4

2019新春 ふんわりシルクWフェイスマフラー No.5

2019新春 ふんわりシルクWフェイスマフラー No.6

ご家庭での洗い方: ふんわりシルクWフェイスマフラー

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