ハルガキタ



2015年4月1日(水)

会社の名前を『はる希』、ブランドの名前を『harukii』にしたのは、

  ― はるがきた ―

という言葉が好きだからだ。

春は、地球上の多くの人が待ち焦がれる季節。
冷たい雪の下にフキノトウの芽を見つけたら、
吹きつける風の温度が少し変わったと気がついたら、
それは、春の訪れを知らせる自然からのお便り。

春が来た。
春が来た。
どこに来た。
山に来た、里に来た、野にも来た。

春は陽の光と喜びを運んでくる。
生きる幸せを感じる季節。
春のように溢れる幸せを運びたいと願いを込めて、
会社とブランドの名前にした。

(漢字を『春来』にしなかったのは、中華料理屋さんと間違われないため。)

3年前、会社を立ち上げた当初、
インターネットで『はる希』『harukii』と検索しても
村上春樹さんが出てくるばかりだったが、
最近はやっと最初に出てくるようになった。
わが社にも春が来た。

今年は一気に暖かくなり、
東京の桜はあっという間に満開になった。
どこもかしもこ、春、春、春。
多くの人に春の暖かさ、明るさを享受している。

はる希はもうすぐ4年目に入る。
小学校で言えば、高学年。
お兄さん、お姉さんになるのだ。
しっかり、頑張ろう。

桜の花びらが落ちないように、
お空がちょっと気温を下げてくれたようだ。
今夜はストーブが必要だ。
もう少し桜が楽しめるだろう。
せっかくの春だから、
はる希の春だから、
もうしばらく、
ゆっくりと、たっぷりと
楽しみたい。

ああ、本当に春が来たんだなぁ。


我が家の玄関の木瓜(ぼけ)。

 木瓜の根元にいつの間にか生えてる菫(すみれ)。

同じく玄関先の石蕗(つわぶき)の新葉の産毛。

 羊歯(しだ)の新芽。

遠くに出かけなくても、
春はすぐ近くまで、来てくれている。





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