2016年12月31日(土)
師走の最後の日となりました今日、
東京では、とても良く晴れた青い空を時々見上げながらの一日を過ごしました。
大晦日の慌ただしさ、
凍てつくような寒さをまるで感じない、
秋の週末のような穏やかな日でした。
今日で本当に今年が終わるのだろうかと
不思議な気が致しました。
皆さまお住まいの地域ではいかがでしょうか。
今年もharukiiは様々な方との出会いがありました。
それが主にお客様であったのが、
とても嬉しいことです。
商品を買って下さったお客様、
質問をして下さったお客様、
修理を依頼して下さったお客様。
harukiiから直接、
またはインターネットの通販サイトから、
または百貨店の店頭で。
日本のいろいろな場所でharukiiのストールを見つけ、
興味を示して下さった皆様。
そして、身に着けて下さった皆様。
本当に有難うございました。
harukiiの商品はいかがでしたでしょうか。
使い心地は満足して頂けましたでしょうか。
今年は【カシミヤコットン変りギンガムストール】という
新商品を出すことができました。
それもまた、harukiiにとって大きな出来事でした。
永い間温めてきたものを
思い通りの形にすることの難しさを
経験致しました。
どうにかして理想のものに仕上げたい、
その一心で、
機屋さんにあれこれと相談し、注文し、
試行錯誤して頂きました。
どのような物でも同じですが、
製品というのは、
原料を加工して加工して、
全く違った形になって人の元に運ばれていきます。
加工される前には素晴らしい可能性が360度広がっている原料。
その特性や魅力を最大限に引き出してこそ、
それを加工して製品にする意味があります。
自然から頂いた大切な素材です。
一筋たりとも無駄にしたり、貶めたりしてはいけません。
その責任が私たち作り手にはあるのです。
一枚のストールとなった時、
コットンの優しさは感じられるだろうか。
カシミヤの暖かさは損なわれていないだろうか。
この二つを組み合わせたことによって、
「ああ、いい」と思える最高の魅力が生まれただろうか。
そのことを常に心に置いて、
私はストールを作っています。
そして、私が感じた「ああ、いい」を
一緒に感じて下さったお客様がお一人でもあれば、
それは本当に幸せなことだと思います。
harukiiのストールの使い心地はいかがでしょうか。
感触に満足して頂いておりますでしょうか。
大きさはいかがでしょうか。
重さはいかがでしょうか。
もし何かお気づきのこと、ご不満なことがあれば、
どうかそのお声をお聞かせください。
皆様のお声をもとに、
そして原料の声を聴きながら、
また新たな年もストールを作っていきたいと思っております。
皆さま、今年一年、本当に有難うございました。
来年も、何卒宜しくお願い申し上げます。
そして、どうぞ良いお年をお迎えください。
株式会社はる希
代表取締役
髙橋裕子
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