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2012年9月14日(金)

うれしいことに、最近時々アート系の展示会のご案内を頂く。
そういう知人、友人ができ、そしてそういう場所に足を運ぶようになったからだ。

頂いたご案内を見て、ウェブでギャラリーを検索する。
素敵な作品の写真が並んでいる。
それらの写真を見ただけで、満足してしまいそうになる。

石や鉄などの素材に目が留まる。
なぜか、鉱物が好きだ。
そういう素材が使ってあると、見てみたい、触ってみたいと思う。
理由は分からない。
気が付いたら、好きになっていた。

川原に行くと、石を拾ってしまう。
海ではあまり拾わない。
丸いより角ばった荒削りな石の方が好きなようだ。

手元にある石の中で、一番お気に入りはこれ。


 全長約10cm。
 ざっくりいえば、三角柱。
 こういうガクガクしたところが、好きだ。
 陰影が美しいと思う。
 錆に似た色も魅力の一つ。
 先がカーブになっているところが小憎い。
 そして、なんと。
  この石、
  立つ。

 こっちから見ると安定感があるが、
実は、三点倒立。

この微妙なバランスで、立っている。
立たせるのは、なかなか難しいが、
一度立つと、倒れない。
震度3までなら、倒れない。

この不思議なバランスで立つ石が
私はとても好きだ。
立っている姿は、神々しいとさえ思う。




じっと見ていると、なんだか可愛らしくも思えてくる。

こんなゴツゴツした、川原に落ちていた石でも
長年一緒にいると、すごく柔らかい愛情を送ってくれる。
不思議だ。

今は置くスペースがなくて仕舞い込まれている石たち。
やはり、どこかに出しておきたくなった。
窓のそばに、場所を作ろう。


続・石




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