Doodle



2013年4月4日(木)

一昨日、4月2日だったか。
インターネットで調べものをしようとして、
検索サイトのグーグルのトップページを開いた。

そうしたら、いつも出てくるGoogleというロゴが出てこない。
ロゴの代わりに、何か植物の素敵な絵が出てくる。



どうしたのかな、と思ったが、
その絵の上にマウスをやると、クリックできるようになっている。
で、クリックしてみた。
すると、
「ドイツの画家・自然科学者
マリア・ジビーラ・メーリアンの生誕366周年」
という説明が出てきた。

そして、その絵はよく見ると、
植物の蔦やらトカゲのしっぽで、
『 g o o g l e 』と書かれている。



うわぁ。すごい。
今日のロゴは、この絵だったのだ。
気が付かなかった。
マリア・ジビーラ・メーリアンという植物学者の画風を模してあるようだ。

グーグルのロゴについて興味が出て、もっとしらべてみた。
すると、アメリカのグーグル本社にはロゴの専門のデザイナーが何人かいて、
世界中の記念日に、その日一日だけ使うロゴをデザインしているそうだ。
なんと贅沢な。
そのデザインされたロゴを、『Doodle(ドゥードゥル)』、
デザイナーのことは、『Doodler(ドゥードゥラー)』と呼ぶ。
日本版のグーグルも、一年に60日ほど、Doodleに変えているそうだ。

クリスマスやお正月に、ちょっとだけロゴのデザインを華やかにアレンジする、
というのは、他のウェブサイトのロゴでも目にするが、
ここまで大胆に変えてしまうのは、見たことがない。
そして、一つのDoodleはその日一日しか使わない。
Doodlerたちは、毎日毎日ロゴのデザインばかりしている。
テーマを決めると、その背景もきちんと勉強してから、
デザインするそうだ。
大きい会社だからできることだが、
大きい会社だからといって、そうそう考えつくことでもないし、
実行に移すのは、もっと難しい。
いや、難しくなんてちっともないのだ。
それに、大きくなくても
やり方次第で、誰でも、どんな会社でもできる。
考えつくかどうか、
やるかやらないか、
それだけだ。
大切なのは、誰かを楽しませたいかどうか、だ。

このページで、1998年から始まったDoodleの歴史が、
一堂に見られる。 >>>


ちなみに、これは2010年10月31日の葛飾北斎の誕生日バージョン。

これは、2011年3月3日の雛祭りバージョン。



でも私は、一番最初のマリア・ジビーラ・メーリアンのバージョンが秀逸だと思う。
5月22日には日本の牧野富太郎さんのバージョンもぜひ見てみたい。

これからも、グーグルのロゴ、たまにチェックしてみよう。

さあ、私の会社では、どうやって誰かを楽しませようか。






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