感情



2012年10月19日(金)

先日、友人から面白いことを聞いた。
人間が一日のうちで持つ様々な感情のうち、
肯定的な感情が「1」で、否定的な感情が「3」だというのだ。
つまり、すべての感情のうち、
100%ハッピーだったり前向きだったりする感情が1/4だけ。
のこりすべての感情は、ネガティブ。
はっきり言えば、悪い感情。
一見肯定的だと思える感情でも、裏の裏、底の底まで突き詰めてみると、
悪い感情の裏付けがある、ということらしい。

ふーん。そうなのか。
そういうものか。
確かに、以前そういうふうに思った時期もあったが、
今現在は、そうでもないような気がする。
でも、人間わからない。
甘やかすと、低きに流れる。
これを聞いたのが良いチャンス。
もう一度、自分の気持ちを検証してみよう。

で、今度は別の角度から。
これは私の論であるが、
一日のうちで持つ様々な感情は、
すべて、楽しいか、楽しくないか、に二分される、と思う。
仕事や家庭生活を通して、すべての瞬間、一日86400秒、
程度の差こそあれ、
常にこのどちらかの感情を持ちながら行動していると思える。

その規準はその人それぞれ。
そして、割合も人それぞれ。

今の仕事を始めてから、
全体的には私は楽しい。
しかし、それを秒単位で見直すと、やはり楽しくないこともどっさりある。
楽しくない要因をつらつら思い出してみると、
どうも、一つの傾向がある。
『自信がない。不得意である。』
こういった事や物に直面して避けられないとき、
私は途端に楽しくない気持ちを持つ。
早くそれを終えてしまえば、楽しくない時間は短くて済むのに、
その否定的な感情が強ければ強いほど、
それをなかなか乗り越えることができない。

これまで、そういう不得意なことは、
できるだけ得意な人にお願いしてやってもらってきたが、
どうしても人に頼めないことがある。
いや、頼めないことはないが、経済的に無理、ということがある。
どうしても、私自信が解決しなければならない。

私にとってその筆頭が、『整理整頓』である。
もう、一人で会社を運営する人間にとって、
このことが致命的である事は分かっている。
でも、これはどうしても不得意である。
できることなら、お金を掛けて、人にやってもらいたい。
せめて、プロにコーチしてもらって、コツを伝授してもらいたい。

出したものを元に戻すということなら、頑張ればできる。
だが、その『元』という場所の作り方が、まったく下手なのである。

あらら。いけないいけない。
このまま書き続けると、
自分がいかにこれが不得意か、という言い訳をするだけで
それこそ、『悪い感情』に支配されてしまうので、
ここで止めよう。

元に戻って。
楽しい感情はどんな時に持つか。
それはもう、いろいろあるが、
筆頭は『色』に接するときである。

先日も、商品に付けるネームや札のことを打ち合わせしていて、
ロックスというプラスチックの紐の見本を見せて頂いて
本当にカラフルな種類があるのを目にした瞬間、
脳みそが「パーン」とリフレッシュした。

いろいろな色を見ると、とても楽しい。
好きな色は?と聞かれて、一つの色に絞るのは、なかなか難しい。
最近は、いろいろな灰色と付き合っていて、
これはこれで、本当に奥が深い。
さて、いよいよ、本格的に色の勉強をする季節に入ってきたか、
なーんて、頭の中で腕組みしている。


来週のある一日、カラフルな素材のことで頭をいっぱいにする予定がある。
あぁ、そのことを考えると、今からとても楽しい。
早く来ないかな、来週。
そして、できればその日を迎える前に、
この私の身の回りの乱雑な色の集合体を、
なんとかすっきりさせて、
完璧に幸せな一日にしたいな。

できるぞ、私。
やろうと思えば、できるぞ。
頑張れ。







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